ベビーコラーゲン注射でしわ・くま改善!コラーゲンの効果は?副作用も話します

美容の医療治療

今回は、ベビーコラーゲンとは何かを紹介します。

ベビーコラーゲン注射の効果やメリット、副作用についても解説。

そもそも「コラーゲンとは何か」という点も簡単に説明して、ベビーコラーゲンの魅力をお伝えします。ぜひご参考下さい。

ベビーコラーゲン注射とは

ベビーコラーゲン注射とは、コラーゲンを増やすために今、注目されている美容治療です。

  • 目元の小じわが気になる
  • 目の下のクマで不健康に見える
  • 肌にハリや弾力がない

美容の悩みで言えば、例えば上記のような方の悩みを改善できます。

従来の治療と比べて持続コラーゲンに期間も長く、肌の組織そのものまでも再生する「最先端注入治療」として注目度NO.1です。

 

治療ターゲット真皮深層から皮下浅層にかけて
治療可能な症状肌の表面に刻まれたシワ・たるみ感
即効性
ダウンタイムほとんどなし

ベビーコラーゲンとは

ベビーコラーゲンは、ヒト由来のコラーゲン注入製剤です。

Ⅰ型コラーゲンとⅢ型コラーゲンを50:50で配合しています。

Ⅲ型コラーゲンは、赤ちゃんの皮膚や血管壁に多くあり、成人になるにつれて急激になくなる貴重なコラーゲンです。

Ⅲ型コラーゲンの効果
  • Ⅰ型コラーゲンをサポート
  • 肌のハリや弾力を保つ
  • 組織再生力が高い

Ⅲ型コラーゲンが増えると、皮膚の中で大量のコラーゲンと結合し、肌の若返りが期待できます。

また、今まで難しいとされていた「目のキワギリギリ」まで治療範囲が広がりました。定期的に治療を行えば、老化の進行を遅らせることも可能です!

ベビーコラーゲンを入れる量

目元口元の周辺で1cc。目の周りでは、0.5cc程度のコラーゲン注入で効果あり。

治療直後からすぐにシワ改善効果が得られ、肌のハリやツヤ感までアップ!肌質までも変化すると言われています。

ベビーコラーゲン注射の持続期間

ベビーコラーゲンの特徴は「蓄積効果」があることです。

持続効果は、初回の治療のみ3~6ヶ月程度。(個人差あり)

しかし、繰り返し行うことで6ヶ月~1年以上も持続すると言われています。

定期的に治療を行えば、老化の進行を遅らせることもできます。

ベビーコラーゲン注射の痛み

ベビーコラーゲン注射の痛みには、0ではありません。個人差があります。

しかし、塗るタイプの麻酔クリームで表面麻酔を行って、痛みを最小限に抑えることも可能です。

痛みに敏感な方には針先の丸いカニューレを使用して注入治療を行うクリニックがおすすめ。

注入治療は熟練した医師のもとで受けるのがベター。安心して治療を任せられるクリニックを探しましょう。

ベビーコラーゲン注射のダウンタイム

施術時間は10分~15分程度。

ベビーコラーゲン注射は、ダウンタイムが少ないです。

施術時間に必要な時間も10分~15分程度。

スケジュールを邪魔することがほとんどありません。

赤み・腫れ
針跡が数日続くことがあるが、コンシーラーで隠せる程度のもの
内出血
2週間程度で徐々に消える

ベビーコラーゲン注射のアレルギー

Ⅲ型コラーゲンは、人の胎盤から抽出したヒト由来のコラーゲン。

体内に入ってきた時に、異物として反応するアレルギーのリスクが少ないです。

ベビーコラーゲン注射のアフターケア

代謝を上げ過ぎない
入浴やサウナ・激しい運動・飲酒は控える。治療当日はシャワーのみOK。

血行がよくなることにより、赤みや腫れが出現しやすくなるため。

強く擦らない
注入した部分に対して、強く擦ったりしない。

マッサージでコラーゲンの吸収が早まることがあるため、数日間は控える。

メイクを控える
メイクは治療後30分からパウダーのみOK。できれば、3時間以上あけてから。

ベビーコラーゲン注射のメリット

  • コラーゲンが増えて肌質が改善される
  • 目元・口元など皮膚の薄い部分にもできる
  • 目標のシワだけを狙って治療できる
  • 刻まれた溝シワに即効性がある
  • 周辺の組織と馴染む自然な仕上がり
  • 人に気付かれにくい

ベビーコラーゲン注射の副作用・デメリット

永久的ではない。
効果は永久ではなく、時間が経つにつれて注入したコラーゲンは減っていく。
白く浮き出ることがある
注入箇所が白くなるが、時間の経過とともに吸収されて目立たなくなる。

もし気になる場合は、白く浮き出た部分の周りに低濃度のコラーゲンを入れることで解消できる。

注射痕が残ることがある
赤く点状に残ることがあるが、2~3日で消える。
アレルギー反応が起こることがある
ごくまれにアレルギー反応が起きることがある。

万が一、発赤・腫れ・びらん・かゆみが出た場合、アレルギーを抑える薬で経過観察。

注射痕が残ることがある
赤く点状に残ることがあるが、2~3日で消える。
感染症にかかることがある
非常に稀であるが、B型肝炎・C型肝炎・HIVなどの感染症が起こることがある。
血管塞栓が起こることがある
非常に稀であるが、B型肝炎・C型肝炎・HIVなどの感染症が起こることがある。
肉芽腫(しこり)ができることがある
非常に稀に、肉芽腫(しこり)ができることがある。

ベビーコラーゲン注射がおすすめな人

  • 顔にメスを入れたくない
  • 目元のちりめんジワが気になる
  • 目の下のクマや凹みで不健康に見える
  • 口周りの繊細なシワや乾燥が気になる
  • ほうれい線が気になる
  • 眉間や額のシワで老けて見える
  • みずみずしい肌を手に入れたい

コラーゲンについて

コラーゲンとは?

コラーゲンは、私たちの体を構成するタンパク質の1種。

主に皮膚の真皮層という部分に多く存在しています。

「肌の弾力性を保つ」「健康的な肌を作る」という働きがあります。

コラーゲンの種類

コラーゲンは30種類近く存在すると言われています。

その種類は、Ⅰ型 Ⅱ型…というように分類されています。

コラーゲンⅠ型
皮膚・骨・歯・腱などあらゆる臓器の主成分。ヒトの体の中に大量にあるコラーゲンです。
コラーゲンⅡ型
軟骨のコラーゲン繊維の主成分。
コラーゲンⅢ型
Ⅰ型のコラーゲンが存在する皮膚や骨、腱などに多く共存し、細胞などの土台となっている。

コラーゲンはなぜ必要?

コラーゲンは、細胞と細胞の間をくっつける接着剤のような役割があります。

皮膚の真皮層内のほとんどはコラーゲンで占められ、骨・胃腸や血管壁にも存在しています。

細い繊維状のものが多く、3重のらせん状の構造をして骨や筋肉を支え、組織を結合させる働きを持つコラーゲン。

それは、私たちの体を支えるためになくてはならないものです。

コラーゲンは年齢とともに減る

コラーゲンは年齢とともに減少します。

肌を支えるコラーゲン繊維が伸びてしまい、肌のハリ感と弾力やツヤが失われていくのです。

そこに刺激・ストレス等が加わると、肌はさらにダメージを受けやすくなり、肌トラブル(小じわ・ほうれい線、たるみなど)に繋がります。

また、お年寄りの方が骨折しやすいのは、コラーゲンが減少することで柔軟性が失われ、骨がもろくなって折れやすくなるから。

コラーゲンが減ると動脈硬化や骨粗しょう症などの病気のリスクも高まります。

コラーゲンを取り入れる方法

コラーゲン入りの食事

最近では、さまざまな種類のコラーゲンドリンクやサプリメントが発売されています。

でも、これらをたくさん摂取したからといって「体内にコラーゲンが増えて肌にハリが出る」ということは、実はまだハッキリ証明されていません。

なぜなら、体の中に取り入れたコラーゲンのほとんどは、アミノ酸に分解されてしまうから。

最近では、コラーゲンをさらに酵素分解した『低分子コラーゲン』の開発により、体内への吸収が高まったと期待されていますが、実はこちらもまだ証明はされていません。

コラーゲン入りの化粧品

コラーゲン入り化粧品も最近ではたくさん販売されています。

しかし、これらは肌に塗ってもコラーゲンなどの美容成分が肌に届くのは肌の一番外側にあたる”角質層”まで。

コラーゲン入り化粧品は、肌の深層部までは浸透しないため、コラーゲンが増加して肌に弾力をもたらすことはありません。

ただし、これらの化粧品には油分や水分なども一緒に含まれていることから、肌への保湿効果は期待できます。

ベビーコラーゲン注射で美容に良いコラーゲンを増やせる!

ベビーコラーゲン注射は、定期的に治療を行えば、老化の進行を防げる魅力的な美容治療です。

ダウンタイムも少なく、プチ整形でお手軽にできる若返り治療として大人気。

施術を受ける際は、熟練した医師による施術を受けることがポイント。

口コミなどもしっかりチェックして、後悔のない美容医療を選択することが大切です。