おしゃれ女子の間ではもう当たり前?!今、話題の眉アートメイクを大検証

今、オシャレ女子や芸能人、モデルの間でも大評判のアートメイク。
眉部分の皮膚に色素を入れることで、朝の忙しい時間のメイク時短が叶い、すっぴんに自信が持てるようになるのです。
でも、眉はお顔の印象をガラリと変えてしまうとっても大事なパーツ。
アートメイクって何?タトゥーとは違うの?などの疑問を解決していきましょう。
アートメイクとは?
眉アートメイクが誕生したのはいつから?
アートメイクの歴史は古く、古代中国が発祥の地と言われています。
「眉は太くて黒いほうが幸福を呼び寄せる」という言い伝えがあり、女性たちは眉に墨を塗り、悪い運気が迷い込んで来ないように努めていたそう。
さらに、中国の人相学という占いでも「眉の濃い人は運気が上がる」とされていて、
良い運気をいつまでも継続させたいという願いから、眉部分の肌に黒く染色するようになっていったと言われています。
これが今、大注目されているアートメイクが誕生するきっかけとなったんですね。
アートメイクは美容だけでなく医療分野でも活躍
中国で生まれた眉を染色するという行為は、アメリカの美容家の手によって色が落ちにくい染料として研究が進められ、天然の成分を取り入れた安全な色素が開発されました。
これによって、無毛症やがん治療の副作用で悩みを抱えている人に対して、医療補助技術としても取り上げられるようになってきたのです。
アートメイクが日本に上陸したのは30~40年ほど前。
まだまだ歴史は浅いですが、アートメイクはこれから美容だけでなく医療の分野においても、さらなる活躍の場を広げていくでしょう!
アートメイクと刺青(タトゥー)の違い
アートメイクと刺青(タトゥー)は色素を入れる場所が違う
アートメイクと刺青(タトゥー)は、皮膚に色素をいれていく、という施術自体は同じなのですが、
刺青やタトゥーは、皮膚の「真皮層」という部分に色素を入れていきます。
これに対して、アートメイクは皮膚の「表皮層」というごく浅い(表皮から0.02~0.03ミリ下)部分の皮膚に色素を入れていきます。
アートメイクは薄くなっていく…
個人差はあるけれど、2~3年ほどで徐々に退色していきます。
また、オイリー肌の人や代謝が良い人、汗をかきやすい人は色が抜けやすいと言われているアートメイク。
個人個人のライフスタイルにとても影響を受けると言われています。
そのため、アートメイクの色味を継続させたい場合は、年に数回メンテナンスを行っていく必要があります。
これに対して、表皮層より下にある「真皮層」という部分にに色素を入れていく刺青(タトゥー)は、半永久的に消えていくことはありません。
年数を重ねていくうちに、インクに含まれる金属の成分により、徐々に青っぽくなっていくという特徴があります。
アートメイクについて
アートメイクは医療行為
アートメイクを美容サロンなどで行っているところがありますが、これは法律違反。
アートメイク施術を行ってよいとされているのは、医師免許と看護師免許を持った人に限られています。
現在、サロン等でアートメイクを受けたことによる健康被害が後を絶たないとか…
これからアートメイクを受けたいと思っている人は、必ずクリニックで施術してもらいましょうね。
万が一トラブルが起きたときには、医療分野での対応をしてもらえます。
アートメイクの施術方法は2つ
アートメイクには、「医療マシン」と「手彫り」の施術方法があります。
「医療マシン」を使った施術は、あらかじめ設定されたデザインを、医療針が自動的に眉に描いていく方法です。
料金が比較的リーズナブルな上、施術時間が短いのがメリット。
デメリットとしては、塗りつぶしたような眉になってしまうことが多いと言われています。
「手彫り」の施術は、医療ペンを使って眉を1本1本描いていく方法。
施術時間は少しかかるけれど、とてもナチュラルで美しい仕上がりになります。
こちらは施術者による、クオリティの高い技術が必要とされるため、施術料金が比較的高めに設定してあります。
施術方法 | 料金 | 施術時間 | 仕上がり |
---|---|---|---|
医療マシン | 〇 | 〇 | △ |
手彫り | △ | △ | ◎ |
手彫りによる立体的なアートメイクの技法は「4Dストローク」と呼ばれています。
4Dストロークについて詳しく知りたい方は、こちらの記事「眉を1本1本描くアートメイク。自然すぎる「4Dストローク」とは?」もあわせてご覧ください。
アートメイクは痛い?!
アートメイクは、皮下に針を刺していきながら色素を入れていくという施術。やっぱり痛いのかな?と不安に思ってしまいますよね。。
でも、クリニックでは麻酔クリームを使用してもらえるので、アートメイク施術時の痛みを最小限まで抑えることが可能。
個人差は多少あるけれど、「毛抜きで毛を抜かれているような」感じです。
たまに、アートメイク中に眠ってしまう人もいるとか…
また、アートメイクはダウンタイムが少ないため、眉以外は施術当日からメイク可能です。
ただし、当日のアルコールや激しい運動は禁止されているので注意してくださいね。
アートメイクに対して不安な方やリスクについて詳しく知りたい方は、是非こちらの記事「アートメイクが不安な方へ。知っておくべきメリットやリスクについて。」も参考にしていただけたらと思います。