アートメイクとは何かを解説!痛み、持続期間、失敗例、なんでも回答!
本記事では、アートメイクとは何かを紹介します。
アートメイク初心者が気になる点はほぼ全て解説しているはずです♪
メリットデメリット、持続期間、痛み、失敗についてなどなど網羅していますので、
あなたの知りたい疑問が何か一つでも解決できると嬉しいです!
この記事の目次
アートメイクとは
アートメイクとは、皮膚の中にインクを入れ込み、色をつける施術です。
アートメイクの特徴
通常のメイクと違い、皮膚に入り込んだインクは擦っても濡れても、取れません。
アートメイクのメリット
アートメイクのメリットは「落ちないことによる安心感を得られる」こと。
海や温泉、スポーツ中も、アートメイクをしている部位に関してはメイク崩れの心配、化粧直しの必要がありません。
起きた瞬間からアートメイクで入れた綺麗なデザインのままなので、朝のメイク時間も短縮できます。
簡単な用事ならノーメイクで外に出るのもへっちゃらになりますよ♪
(↓他にもメリットはたくさん♪)
アートメイクの持続期間
アートメイクは徐々に薄まり、2~3年ほどで消えます。
全体が薄くなるというよりは、ところどころが薄まり、まだら模様になっていくことが多いです。
アートメイクの色味をもっと継続させたい場合は、年に数回メンテナンス施術を行っていく必要があります。
アートメイクが消える理由
アートメイクは皮膚の細胞を染めて色づけたもの。
染められた細胞は皮膚のターンオーバーによって、やがて体外に排出されます。
色を染められた古い細胞は排出され、色を染められていない新しい細胞が生まれ、そして肌の色は元に戻っていくのです。
アートメイクのダウンタイム
施術によってできた傷が治るまでの期間のことを「ダウンタイム」と言います。
アートメイクの場合、ダウンタイムの長さは1週間程度です。
ダウンタイム中はまだ傷が残っているので、少し痛みや痒みがあります。
アートメイクは、このダウンタイム中のケアが、綺麗にインクを定着させるために重要です。
アートメイクのダウンタイム中のケア
ダウンタイム中はアートメイクしてすぐだったり、痒みがあったりで気になるかもしれませんが、不用意に触ってはいけません。
既に針で傷ついている肌は、多少の摩擦でも簡単にダメージが入ってしまいます。
ダウンタイム中に肌がダメージを受けることで、インクの定着が悪くなってすぐに排出される可能性もあるので注意しましょう。
さらに、不衛生なモノが傷口に触れると、そこから感染症が入り込むリスクもあります。
ダウンタイム中は皮膚が乾燥しやすいので、ワセリンなどを塗ってこまめに保湿してください。乾燥も、アートメイクの定着を悪くする要因の一つです。
アートメイクの痛い?
アートメイクは施術前に麻酔をしてから行います。そのため、針で傷をつけるとはいえ、施術中は痛みが抑えられています。
例えるのによく言われるのが「毛抜きで毛を抜くような痛み」です。
もちろん、痛みには個人差があるので、痛みが強い人、まったく痛みを感じない人もいます。
痛みが苦手な方は、麻酔の量を増やしてもらうなど対応してもらいましょう。
アートメイクが失敗することはある?
アートメイクは上手にできると大変便利で喜ばれるものですが、失敗することもあります。
失敗すると、せっかくお金を払って入れたアートメイクに後悔することになるので気をつけましょう。
アートメイクのデメリット
アートメイクのデメリットは、メリットと逆説のようになるのですが「落ちないのでやり直しがきかない」ことです。
刺青のように永遠ではありませんが、それでも年単位でアートメイクは残ります。
デザインに失敗されたときや飽きたときなどに、簡単に変えることができません。
アートメイクの失敗例
- デザインの失敗
- 健康被害を被る失敗
- サービスが少なかった失敗
デザインの失敗
アートメイクは、あくまで形を描くのは施術者であるため、その施術者のスキルによってはデザインが希望通りにならないことがあります。
左右非対称になったり、濃すぎたり、太すぎたり、一度間違えて施術してしまうと、簡単に消えないアートメイクの魅力も逆効果になってしまいます。
健康被害を被る失敗
アートメイクは皮膚に針を入れるので、必ず施術箇所に傷がつきます。
施術者がミスをすれば、インクを入れ込むのに不必要なほどの強いダメージを皮膚に与えてしまうことも。
傷口が深すぎると、痛みが強くなったり、施術後の腫れや赤み、痒みが続いたりします。
満足のいくサービスを受けられない失敗
アートメイクを施術してもらう際に受けられるサービス・料金などは、クリニックよって変わります。
クリニックによっては受けられるサービスが少ない上に、料金が高値になっているところもあるので注意が必要です。
アートメイクの失敗を防ぐ対策方法
アートメイクの失敗を防ぐうえで、一番といっていいほど重要なのが「クリニック選び」です。
良いクリニック、上手な施術者にアートメイクを入れてもらえば、
値段相応でデザインもサービスも満足に行くレベルのアートメイクを受けやすくなります。
アートメイククリニックの選び方
アートメイククリニックを選ぶ際は、ネットで調べたり、実際にクリニックへカウンセリングを受けたり問い合わせをするなどをして、情報を得ましょう。
情報を集める際に、見るべきポイントはこちらの3つです。
- 症例写真をチェック
- サービスをチェック
- 口コミをチェック
症例をチェック
症例写真とは、そのクリニック(施術者)が手掛けたアートメイクの写真のこと。
なるべく自分の好みのデザインに近い症例を挙げている人を選ぶと、希望通りのデザインにしてもらいやすいです。
また、一概には言えませんが、症例数が多ければ多いほど、施術者の経験が豊富ということが分かります。
デザインの好みも近く、アートメイク技術の高い人を探す際は、症例写真を見比べてみましょう。
サービスをチェック
アートメイクを受けるのにかかる料金を、各クリニックで比べてみましょう。
アートメイクは複数回施術することもあるので、考えるべきなのは1回施術したごとの料金ではなく「アートメイクが完成した際の総額費用」です。
また、見るべきは値段だけではありません。その値段でどれだけ悩みを聞いてもらえるのか、アフターフォローをしてもらえるのか、そういった施術当日以外のサービスにも注目しましょう。
口コミをチェック
公式サイトや広告だけを見ても、良いことばかり書かれていて悪いことが隠させていることがあります。
第三者の正直な感想を知るには、口コミサイトでお客さんの反応を見てください。
もちろん、第三者の意見だけでなく、クリニックに問い合わせしたり、カウンセリングを受けて、自分がどう思ったかも合わせて、安心できるところを選びましょう。
アートメイクの施術方法は2種類
施術方法 | 料金 | 施術時間 | 仕上がり |
---|---|---|---|
手彫り | △ | △ | ◎ |
医療マシン | 〇 | 〇 | △ |
手彫りアートメイク
「手彫り」の施術は、医療ペンを使って眉を1本1本描いていく方法。
少し施術時間かかりますが、とてもナチュラルで美しい仕上がりになります。
こちらは施術者によるクオリティの高い技術が必要とされるため、施術料金が比較的高めです。
医療マシンアートメイク
「医療マシン」を使った施術は、あらかじめ設定されたデザインを、医療針が自動的に眉に描いていく方法です。
料金が比較的リーズナブルな上、施術時間が短いのがメリット。
デメリットとしては、塗りつぶしたような眉になってしまうことが多いと言われています。
アートメイクの由来・歴史
古代中国が発祥の地
アートメイクの歴史は古く、古代中国が発祥の地と言われています。
そこでは「眉は太くて黒いほうが幸福を呼び寄せる」という言い伝えがあり、女性たちは眉に墨を塗るように努めていたそう。
さらに、中国の人相学という占いでも「眉の濃い人は運気が上がる」とされていて、眉部分の肌に黒く染色するようになっていったと言われています。
これが今、大注目されているアートメイクが誕生するきっかけとなったんですね。
アメリカに渡り、医療分野で活躍
中国で生まれた「眉を染色する」という行為は、アメリカの美容家によって研究が進められました。
後に天然の成分を取り入れた安全な染料・色素が開発され、医療補助技術としても取り上げられるように。
無毛症やがん治療の副作用で悩みを抱えている人に対して活躍しました。
日本に渡ったのはいつ?
アートメイクが日本に上陸したのは30~40年ほど前です。
まだまだ歴史は浅いですが、アートメイクは傷跡周りを染めて目立たなくする施術など、医療の分野においても活躍しています。
今後もアートメイクは美容分野に留まらず、更に活躍の場を広げていくでしょう。
アートメイクは医療行為です
アートメイクは医療行為です。そのため、医療機関内で医師や、医師の許可をもらった看護師以外は施術してはいけません。
美容サロンがアートメイクを行っていることもありますが、これは法律違反。
サロン等でアートメイクを受けたことによる健康被害の報告は、国民生活センターへたくさん届いているようです。
これからアートメイクを受けたいと思っている人は、必ずクリニック(医療機関)で施術してもらいましょう。
アートメイクと刺青の違い
アートメイクと刺青の違いは、簡単に言うと「消えるか、消えないか」です。
アートメイクはいずれ消えますが、刺青は永遠に残ります。
また、アートメイクはオイリー肌の人や汗をかきやすい人は色が抜けやすいと言われ、
刺青は年数を重ねていくうちに、徐々に青っぽくなっていくと言われています。
アートメイクの入れ方
アートメイクでは、まずインクを皮膚に入れ込むための入り口を作ります。
その方法は、針で皮膚に傷をつけること。
その傷口からインクを注ぎ入れ、細胞(表皮層)を染め上げるのです。
刺青の入れ方
刺青では、アートメイクよりも深く傷をつけます。
そして、より深くにある細胞(真皮層)をインクで染めるのです。
その細胞は、ターンオーバーで排出されない細胞なので、時間がたっても薄まりません。
有名なアートメイククリニック
アートメイク業界の中でも、一番有名なアートメイククリニックと言えば「メディカルブロー」です。
アートメイククリニック最大手だけあって症例は月間症例数5,000例以上。公式インスタグラムから写真を見ることができます。
初めてのアートメイクでどこに行けばいいか不安という方は、まずは一度こちらの無料カウンセリングで話して聞いてみるのもいいでしょう。
アートメイクでいつでも綺麗な姿を手に入れよう
本記事でアートメイクがどんなものか、知ることはできたでしょうか?
毎日のメイクを楽にしたい、自分の姿に自信がない、そういった方はアートメイクがおすすめです。
失敗することのデメリットもありますので、興味がある方は、本記事で書いた失敗しない方法をもう一度読んで、あなたの趣味に合った安心できるクリニックを探してみましょう。
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