アートメイクは除去できる?レーザーなど6つの方法と注意点
本記事で、アートメイクは除去できるのか、その方法などをご紹介します。
「アートメイクに失敗したら、除去や修正はできるのか…?」
アートメイクに興味があっても、こういった悩みによってなかなか受けようと決心できない方、多いのではないでしょうか?
実際に今、アートメイクのデザインに失敗して悩んでいる方も、ぜひご参考ください。
この記事の目次
アートメイクとは?
アートメイクは、皮膚の浅い部分へインクを注入して、色を付ける施術です。
アートメイクによって付けられたデザインは、平均して1~3年もの長期間残ります。
水に濡れてもこすっても落ちず、朝起きたときから描いた部分はそのままなので、メイクも楽になると人気です。
アートメイクのデザインに失敗したら…
アートメイクで付けられるデザインは施術する人の技術力やセンス次第でもあります。
「もし希望通りのデザインにならなかったら…」「入れた後に好みが変わってしまったら…」
アートメイクは長期間残るメイクのようなものですから、興味があってもそのような心配から、なかなか受けようと決めきれない人も多いです。
もしもデザインを変えたいと思ったときには、どうすればいいのでしょう?
アートメイクは除去ができる?
アートメイクは通常だと数年単位で残るものですが、除去施術を受ければ消せます。
アートメイクの除去は、基本的には刺青の除去と同じような方法です。
方法次第で、除去できる色、必要期間や回数、肌へのダメージ等が変わります。
アートメイクの状態やスケジュールを考えて、どの方法が良いか医師に相談しつつ、選ぶと良いでしょう。
アートメイクの除去方法
- レーザーを照射する
- 皮膚を切除する
- 除去剤を入れる
- カモフラージュする
- 新陳代謝を上げる
- デザイン修正する
・レーザーを照射する
ピコレーザーやQスイッチYAGレーザーでレーザー照射を行い、インクを分解します。これはアートメイク除去の中でもメジャーな方法です。
主には黒色や青色を消すのに効果が高く、肌へのダメージが少ないというメリットがあります。
最近では機械が進化して赤色や黄色にも反応するようになってきましたが、黒色の除去と比べると消しづらく、多くの照射回数が必要です。
・皮膚を切除する
レーザー治療では消すことが難しかったり、かなりの照射回数が必要とされた際におすすめされる除去方法です。
アートメイクのインクがある箇所を切除して、周りの皮膚を縫い合わせます。
インクは皮膚ごと取り除くので施術は1回で完了です。
眉毛アートメイクの場合は、まぶたのたるみ除去も一緒にでき、目の開きや腫れぼったさを取る効果も期待できます。
・除去剤を入れる
アートメイクのある箇所に専用の針で傷をつけて、除去液を入れ込み、インクを浮かせて取り除く方法です。
肌へのダメージが強いので、白系の色などレーザーでは除去が難しい場合などに選択されます。
拒否反応が出る方もいますので、施術前にパッチテストを行っておくと安心です。
・カモフラージュする
アートメイクのある箇所へ、肌と近い色のインクを入れて、目立たなくします。
つまり、正確にはアートメイクのインクを除去するのではなく、隠す施術です。
ただし、後にカモフラージュ用のインクを消したいと思っても、肌色のインクは除去レーザーの反応が悪いことが多いので、注意が必要です。
・新陳代謝を上げる
アートメイクは、肌の新陳代謝によって徐々にインクが皮膚の外へ排出されることで、薄まっていきます。
除去施術を受けず、なるべく早めにアートメイクを薄めようと思うと、肌の代謝を高めてあげると良いでしょう。
施術直後、アートメイクが皮膚内に定着する前ほど、インクは外に排出されやすいです。
とはいえ、いくら新陳代謝を上げても数か月だけで消えるといった効果は期待できないので、すぐに消したいと考えている人には物足りない方法となります。
・デザイン修正する
クリニックによっては既にあるアートメイクにインクを付け足して、デザインを修正できるところもあります。
アートメイクを除去するのはもったいない…でも今のデザインは嫌…。
そんな方は、今あるアートメイクを活かせる修正方法がないか聞いてみてはいかがでしょう。
ただし、これはさらにアートメイクを付け足す方法なので、今あるデザインよりも小さくする、幅を削るといったデザイン変更はできません。
アートメイクの除去の注意点
- 消せない色もある
- 期間、回数がかかることもある
- 肌にダメージを与える
- 何度も繰り返せない場合もある
・消せない色もある
例えば古いレーザーだと、黒以外の派手な色は消せないこともあります。
アートメイク自体、黒か茶色系の色を入れる方が多いと思いますが、もしも特殊な色を使用する方は気にかけておきましょう。
・期間、回数がかかることもある
アートメイクは除去方法によって必要な施術回数が異なります。
皮膚を切除する方法は基本的に1回で終わりますが、レーザーは基本的に複数回施術をして、段々とインクを薄くさせていくイメージです。
・肌にダメージを与える
レーザーを当てるのも、切り除くのも、薬剤を塗るのも、肌にはそれなりのダメージを与えます。
何度も回数を重ねると、皮膚にインクの分解以外の影響を与えることも。
今後どれだけ除去施術を受けるのか、肌の状態を見極めながら医師と相談しましょう。
・何度も繰り返せない場合もある
例えば、レーザー除去の場合は、あまりにも多く照射を繰り返すと皮膚が硬くなったり凸凹になったりすることがあります。
そうなると綺麗にアートメイクを注入・除去できなくなる可能性があるので、気を付けましょう。
アートメイク除去は痛い?
アートメイクの除去施術の痛さは、どの方法で除去するのかにもよります。
ただ、基本的にはレーザーも切除も、麻酔をしてから行うことが多いです。
多少の痛みは軽減されるので、大きな心配ないでしょう。
除去後には腫れや赤みなどが生じて、かゆみやヒリヒリ感が出る可能性もあるので、アフターケアの方法などを施術したクリニックにしっかり聞いておきましょう。
アートメイクに失敗しても除去できる
今回はアートメイクの除去についてお話しました。
万が一、アートメイクに失敗した際は、本記事で紹介したような方法で除去することができます。
しかしアートメイクはやり直しができると考えるのではなく、なるべく失敗しないように準備をしてから受けましょう。
除去するにもお金はかかりますし、リスクもあります。何度も受けていると、肌は余計に傷ついてしまうのでご注意ください。
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それだけ多く、長くアートメイクに触れているということなので、もしアートメイクについての疑問があれば、無料カウンセリングを受けてみるのもおすすめです。
院によってアートメイクの除去や修正も受けられるので、興味ある方はぜ調べてみてはいかがでしょうか。